patrici46

昨日の夜遅く　テレビでやっていた映画を見たんだ
昨天深夜裡　看了電視上播放的電影

未来の世界を舞台にした　海外の古いSF
是以未來世界為舞台的國外老科幻電影

すでに世界は汚染されて　マスクなしじゃ肺がただれて
整個世界已經全被污染　沒戴防毒面具的話肺部就會腐爛

瓦礫の如きメトロポリス　未開の惑星みたいな地球
城市成為如同瓦礫一般的廢墟　地球就像顆完全未開發的行星

逃げ込んだ先は地下室　ただしの80000km2の
人們逃到只有80000平方公里的地下室　

昔はシェルターと呼ばれていたが　今じゃ都市と呼んで差し支えない
以前叫做避難所　但現在稱作城市也無妨

人工太陽　人工植物　そもそも人工じゃないものはない
人造太陽　人造植物　所有的一切都是人造的　

ほぼ人間と変わらぬAI　誰もそれに疑問は抱かない
幾乎和人類沒兩樣的人工智慧　沒有人抱持疑問

殺人　略奪　治安維持も無く　力は力でしか抗えない
殺人　搶奪　也不見有人出來維持秩序　只能以自己的力量對抗一切

犯罪の5割はアンドロイド　科学の飽和を憎む主人公
犯罪率５成的機器人　憎恨科學過度發達的主角

前時代ののCGもほどほどに　徐々に核心に迫るミステリ
過去的CG恰如其分地穿插其中　慢慢地往核心的謎題迫近

だが実は彼もアンドロイド　ってのがその映画のラストカット
「原來我也是機器人」　這就是電影的最後一幕

僕らが信じる真実は　誰かの創作かもしれない
我們所相信的真實 其實只是某個人的創作也說不一定

僕らが見てるこの世界は　誰かの悪意かもしれない
我們所看到的這個世界 其實只是某個人的惡意也說不一定

人が人である理由が　人の中にしかないのなら
人之所以為人的理由 　如果只存在人類自身當中的話

明け渡してはいけない場所　それを心と呼ぶんでしょ
絕對不能交出的　是叫做「心」的東西吧

風がそよぎ　海が凪ぎ　空に虫と鳥が戯れる　木々は今青々と
風聲沙沙作響　海面風平浪靜　鳥與昆蟲在天空嬉戲　群青蒼鬱

四季の変わり目にさんざめく　見てみろよ
把這四季變換的熙攘美景盡收眼底吧

当たり前にある景色も　大事にしなきゃなって思うでしょ
眼前這些理所當然的景色　不好好珍惜可是不行的喔

この世界に不必要なのは人類だって話もある
也有「這個世界上最不需要的就是人類」這樣的說法

説教じみた話じゃつまらない　分かってるだからこそ感じて
說教似的言論令人生厭　　正因為了解所以才這麼覺得

経験は何よりも饒舌　そしてそれを忘れちゃいけないよ
經驗勝過任何雄辯　所以請牢牢緊記於心

草木に宿る安堵の情念　昔の人は神様と呼んだ
寄宿於一草一木令人安心的情感　前人稱之為神祇

ほら触れて想像してみなよ　この温もりを君は何と呼ぶ?
來吧親自觸摸想像一下　這樣的溫暖你將何以名之？

僕らが信じる真実は　誰かの創作かもしれない
我們所相信的真實 其實只是某個人的創作也說不一定

僕らが見てるこの世界は　誰かの悪意かもしれない
我們所看到的這個世界 其實只是某個人的惡意也說不一定

人が人である理由が　人の中にしかないのなら
人之所以為人的理由 　如果只存在人類自身當中的話

明け渡してはいけない場所　それを心と呼ぶんでしょ
絕對不能交出的　是叫做「心」的東西吧

どう?　理解できたかな　これが人類の原風景
如何？理解了吧！這就是人類原來的樣子

上映はこれにて終了です　拡張現実プラネタリウム
電影到此結束　擴大現實的天象儀

お帰りの際は保護服と　マスクをお忘れないように
回去的時候別忘了防毒面具跟保護服

手元のモニタでご確認を　本日の東京汚染予報
用手邊的監視器　確認今天的東京污染預報

僕らが信じる真実は　誰かの創作かもしれない
我們所相信的真實 其實只是某個人的創作也說不一定

僕らが見てるこの世界は　誰かの悪意かもしれない
我們所看到的這個世界 其實只是某個人的惡意也說不一定

人が人である理由が　人の中にしかないのなら
人之所以為人的理由 　如果只存在人類自身當中的話

明け渡してはいけない場所　それを心と呼ぶんでしょ
絕對不能交出的　是叫做「心」的東西吧